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2008-06-04 20:35 | カテゴリ:ショパン
エフゲニー・キーシン
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エフゲニー・キーシン(Evgeny Kissin, Евгений Игоревич Кисин, 1971年10月10日 - )はロシアのピアニスト。

人物
モスクワ生まれ。わずか2歳でピアノを学び始める。
のちグネーシン音楽大学に進んで、アンナ・パヴロフナ=カントルに今日まで師事する。
10歳でモーツァルトのピアノ協奏曲(K.466)を弾いてデビュー、11歳で初リサイタルを開くなど、幼い頃から神童ぶりを発揮する。
12歳の時、ドミトリー・キタエンコの指揮するモスクワフィルハーモニー管弦楽団で弾いたショパンのピアノ協奏曲が発売され、世界中の注目を浴びることとなる。

以来、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、アバド、カラヤン、小澤など多くの著名オーケストラ、指揮者と共演。

コンクール入賞歴はほとんどないが、国際的ピアニストとして世界各地で演奏・録音活動を積極的に続けている。1986年、初来日し全国ツアーを行う。
2003年再来日。いずれも好評である。
1990年9月30日にカーネギー・ホールにおいて、アメリカ・デビューを果たす。当日の演奏は絶賛され、CD化されて、世界的名声をいっそう確かなものとした。

近年は自作の発表を行っていないようだが、少年時代にはピアノ小品を作曲・演奏・録音していた。
ソ連時代には、世界各地の民謡をリサイタル後のアンコール・ピースとして編曲したこともあった。
日本の文部省唱歌を編曲したものは、まとめてアルバムも作ったが現在入手が困難で、日本国内の愛好家やレコードコレクターの垂涎の的になっている。

主なレパートリー
ショパン、リスト、チャイコフスキー、ラフマニノフ、スクリャービン、プロコフィエフ、ベートーヴェンなど多岐に渡るレパートリーを誇っている。
かつてはロマン派音楽とロシアとソ連のピアノ音楽を中心に、超絶技巧を聴かせる曲目が多かったが、近年ではフランクやブラームス、メトネルなど、より内面的・瞑想的な性格の作曲家の作品にも意欲的にとりくみ、新境地を開拓している。

ワルツ第14番 (ショパン)
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フレデリック・ショパンのワルツ第14番ホ短調(遺作)は1830年の作。
いまだ郷里ジェラゾヴァ・ヴォラにいて、華やかな演奏技巧で名をあげようとしていた時期の作品。
簡単な三部形式。

Vivace (音楽、allegroよりも速いことを示す速度標語。読み: ヴィ↗ヴァ↘ーチェ)活発に。
序奏は主和音を半音ずつ下げて、華やかな演出をするアルペッジョ。
H音の連打が主題。右手のオクターヴにわたるポジションチェンジと半音階的進行とが、ともにピアニスティックな技巧を発揮する。

中間部はホ長調。左手が滑らかな音階を描き、右手が簡単な旋律を歌う構図。
再びもとの主題にもどり、華々しいコーダが広がって、曲を締めくくる。

後年の作品(ワルツ第7番)のような抒情的な表現はないが、明るく華やか。
演奏時間も3・4分程度と短く、アンコールピースによく選ばれる。
キーシンの演奏が有名。

  



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