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2009-07-01 21:07 | カテゴリ:ショパン
ミェチスワフ・ホルショフスキ
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ミェチスワフ・ホルショフスキ (Mieczysław Horszowski, 1892年6月23日 - 1993年5月22日)はポーランド出身のピアノ奏者(ミエチスラフ・ホルショフスキとも)。
99歳まで公開演奏会で聴衆を魅了した伝説的な長寿ピアニスト。

演奏スタイル
晩年のバッハ、モーツァルトやショパンにおける情味深い演奏での評価が特に高い。
特にショパンについては、自身がポーランド出身である上にショパン直系の弟子筋に当たる。
高齢での演奏であっても決して枯れたものではなく、むしろみずみずしいところも特徴である。
一方でシマノフスキ、ヴィラ=ロボスなども好んで演奏した。

略歴
* ポーランド領であったルヴフに生まれる。
母親はショパンの直弟子カール・ミクリに学んだピアニストであり、その母から直接ピアノの手ほどきを受けた。
* 4歳の頃からすでに神童と呼ばれ、1899年ウィーンに移り住んで名教師レシェティツキの指導を受け、この年にはヨーロッパ各地で演奏旅行を行う。
* 1909年、パリの大学コレージュ・ド・フランスで哲学を学ぶため演奏活動を2年間中断する。
ベルグソンの講義を聞くためだったと言う。
* 1914年、第一次世界大戦の影響でミラノに移り住み、トスカニーニと知り合う。
* 1940年、第二次世界大戦中にアメリカに移住。
* 1942年以降フィラデルフィアのカーティス音楽院で後進の指導に当たった。
ここでの門人にリチャード・グード、ピーター・ゼルキンらがいる。

* ホルショフスキはカザルス(チェロ奏者)の伴奏者としても知られるが、1950年フランスの寒村プラドに亡命中で演奏活動を自粛していたカザルスに対して、バッハ没後200年を記念した音楽祭の企画をヴァイオリニストのアレクサンダー・シュナイダー(ブダペスト弦楽四重奏団)と共に持ちかけ、プラド音楽祭として実現し、カザルスの沈黙を破らせることに成功した。
その後もプラド音楽祭には常連として参加した。

* カザルスについては ケネディ大統領に招待されたホワイトハウスコンサート(CBSから録音が発売されている)の際にも伴奏を担当している。
他にシゲティやブダペスト弦楽四重奏団との共演による録音も多い。しかし1960年前後からは録音が減り、表舞台から忘れ去られる。

* 1963年から、ルドルフ・ゼルキンの誘いでマルボロ音楽祭に参加。この地でマレイ・ペライアを教えた。
* 1981年ピアノ奏者のベアトリーチェ・コスタと結婚する。
* 1983年、91歳のときに、ペライアの招きによりオールドバラ音楽祭に出演したことが契機となって大評判を呼び、「ホルショフスキ・ルネッサンス」が起こる。
* 1987年、95歳のときに初来日し、盟友の名を冠した東京のカザルスホールの落成記念のため、12月9日と11日の2日間に渡ってリサイタルを開き聴衆を魅了した。
コンサートの模様はCDおよびDVDとして発売された。この頃、ノンサッチ・レコードレーベルでスタジオ録音を行っており、4枚のアルバムとして発売し円熟した演奏を聴かせている。
* 1991年10月31日生前最後の演奏会を開く。
* 1992年3月6日カーネギーホールで予定されていた100歳記念演奏会は直前でキャンセルされた。
* 1993年5月22日心臓麻痺のためフィラデルフィアの自宅にて他界。

夜想曲第2番
(ショパン)
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フレデリック・ショパンの夜想曲第2番変ホ長調作品9-2は1831年作曲。
翌1832年に出版された。
ピアノ製作会社プレイエルの社長カミーユ・プレイエルの夫人マリー(ベルリオーズの元婚約者)に対して献呈されている。
この曲はショパンのノクターンとしては最もよく知られた曲である。
また、第1番と同様、ジョン・フィールドからの影響を強く受けている。

Andante(音楽用語)(読み:アンダンテ)歩くような速さで。
8分の12拍子。ロンド形式風の A-B-A-B-A-C-C-コーダ という構成となっている。
始終右手は装飾音で飾られた旋律を歌い、左手は同じリズムの旋律が繰り返される。
旋律は再現のたびに装飾的に変奏され、ここにはショパンのイタリア・オペラの装飾的歌唱からの影響が見られる。

ショパンはしばしば次の例のような変奏を行っていたといわれ、弟子の楽譜にも変奏の例が書き込まれている。

  



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